エアコン洗浄のメリット
エアコン洗浄で快適空間の創造と省エネ
快適な空間を創造する為のエアコンも使用時間の経過とともに次第に冷房や暖房の効きが悪くなったり、不快な音や臭いを放ったりさらには故障を引き起こし緊急停止する事もあります。
エアコン洗浄は汚れやアレルゲン物質などの細菌類を除去し、エアコン本来の能力を回復するとともにトラブルの予防やエアコン本体の寿命の延命化など様々な効果をもたらします。
特に、汚れたアルミフィンコイルを薬品にて高圧洗浄する事により熱交換率が上がり電気代を節約する事ができます。
逆に言うと無駄な電気代を延々支払っている事になります。
省エネによりCo2の削減にも繋がりますので、弊社は環境面からもエアコン洗浄をお勧めします。
省エネ効果
電気代削減
冷・暖房の効きが悪くなり、エアコンの電気代が高くなるのは主に熱交喚器(アルミフィン)に付着した汚れが原因です。
ここではエアコン洗浄の前後で、どれくらい電気代が削減できたかを検証します。
条件
冷暖能力2.3馬力の機種(業務用の中では小型)
1日12時間運転で1ヶ月使用
電力料金は1kwあたり20円で計算
洗浄前 | 洗浄後 | 改善率 | |
消費電力 | 1147kw | 927kw | 19.2% |
電気料金 | 22,940円 | 18,540円 | 19.2% |
この結果から1ヶ月あたり4,400円で年間52,800円のコストダウン及び省エネができ洗浄料金はすぐ回収できます。
逆にいうと本来よりも23.8%余計に電力料金を支払っている事になります。
ワンポイント
Co2排出量(kg)=電気使用量(kwh)×0.368(電力会社による排出係数) 上の例で算出すると1ヶ月あたり220(kwh)×0.368=81(kg)となり年間で972(kg)のCo2削減につながります。
除菌効果
ここではエアコン洗浄により室内機アルミフィンの菌がどのくらい死滅したかを検証します。
エアコンから検出・同定された微生物の例
Co2排出量(kg)=電気使用量(kwh)×0.368(電力会社による排出係数) 上の例で算出すると1ヶ月あたり220(kwh)×0.368=81(kg)となり年間で972(kg)のCo2削減につながります。
分類 | 優占菌 | 特徴・危害 |
消費電力 | オーレオバシディウム属 (Aureobasidium sp) |
好湿性菌類の代表。土壌・果実・穀物などから分類、人の皮膚病の原因ともなる。爪からの報告例もある。 |
フォーマ属 (Phorma) |
生育旺盛で、土壌・水系・農作物・浮遊菌など広く分布。タンパク質を扱う場所より検出される。 | |
クラドスポリウム (Cladosporium spp) |
クロカワカビ、高湿・低湿・乾燥への抵抗性が強く、アレルゲンとなることもある。 | |
一般生菌 | 酵母菌類 | 酵母及び酵母様真菌として分類。有性生殖酵母類は腐敗による中毒症状を起こす病原酵母もある。 |
フラボバクテリウム属(Flavobacterium spp) | 土壌・海水に広く分布。人、特に新生児の髄膜炎、敗血症の原因ともなる。食品の変敗に関与。 | |
パチルス属 (Bucillus spp) |
腐敗菌で自然界に広く分布。芽胞を持つ菌群、セレウス菌は毒素型食中毒菌。サプチルスは熱抵抗菌。 |
ワンポイント
毎日の運転後20~30分くらい送風運転すると機械内部を乾燥する事ができ菌の繁殖を抑える効果があります。